プレイバックシアター∞和音♪活動ブログ

東京都城西エリア中心にパフォーマンスやワークショップを主催するなど心温まる「時間と空間」を提供し続けたいと活動中。

エッセイvol.6 Night Talk ~プレイバックシアターのルーツ探求~

プレイバックシアター

新着情報:エッセイvol.6「Night Talkプレイバックシアターのルーツ探求~」をお届けします!
Hpのエッセイ項目にて、新しいエッセイvol.6「Night Talkプレイバックシアターのルーツを探求する~」を
掲載いたしました。
プレイバックシアターの魅力や、プライバックシアターのルーツ探求に迫ります。この機会に、ぜひ、ご一読いただき、
プレイバックシアターの魅力に触れてみてください。皆さまのご意見や感想、コメントもお待ちしております。
記事へのリンク➤https://playbacktheatrewaon.jimdofree.com/
➤9月2日(土曜日)13:30~17:00 新宿芸能花伝舎 プレイバックシアターワークショップ 参加者募集中
➤収容人数に限り、先着順にて定員になり次第締め切りさせて頂きますので、お早めにご検討ください。

「 Night Talkプレイバックシアターのルーツ探求~」

古来より人々の営みには「焚き火」がかかせないものだった。暖を取ったり、調理をするためだけでない。
厳かな雰囲気を醸し出す「灯火」は、儀式的な要素の一つとして、神聖な祭事の場でも灯され続けてきた。
パチパチパチ・・・と燃え盛る木々が唸り、火の粉を巻き上げながら燃え上がる様子は、不思議と私たちを別世界へといざなってくれる。

プレイバックシアターのルーツと言われる「古代の口承文化」にも、「焚き火」はかかせないものだった。プレイバックシアター創始者、ジョナサン・フォックス氏はある講演の中で、「大切なストーリーを交換し合う場は、焚き火を囲み、皆で唄いながら、夜間に語り合えるシチュエーションがよい」と語っていた。ネパールでの「原始共同体生活」から、インスピレーションを受け、プレイバックシアターが生まれたというのは有名な話しである。

私は10数年前、キャンプファイヤーを囲んでのプレイバックシアターのワークショップを行った経験がある。
プレイバックシアターの場は人々を日常から、非日常の世界へといざなっていく。屋外でのプレイバックシアターは、
プレミアム感が満載だった。星空の下で、夜風を感じながら、焚き火が醸し出す幻想的な雰囲気に引き込まれていく。

そして、人生の軌跡を辿る旅が幕を開ける。心のアルバムから、さまざまな記憶が呼び起こされた。


木々の葉音や虫の声など、自然の音楽も心に沁み渡る。ぼんやりと顔が見えるか見えないかの明るさの中では、
不思議と恋バナ・・大人の恋愛ストーリーも花開いた。自然とのチューニングにプラスして、心と心が結ばれるアットホームな一体感。
Night talk特有の「ヒーリングパワー」は、生涯のストーリーを語るのにそっと背中を押してくれる。

原点に立ち返って、ナイトトークの場を再現しようと思う。

焚き火を囲んだプレイバックシアター。どんなストーリーが飛び出すのか、今からワクワクでいっぱいだ。

Satomi Hasegawa