プレイバックシアター∞和音♪活動ブログ

東京都城西エリア中心にパフォーマンスやワークショップを主催するなど心温まる「時間と空間」を提供し続けたいと活動中。

プレイバックシアター日本大会・2016東京~A-6 イメージシアター

プレイバックシアター日本大会・2016東京~A-6 イメージシアター

1931年生まれのブラジルの演出家アウグスト・ボアールが創設した「被抑圧者の演劇。
その代表的なの手法の1つとして「イメージシアター」をテーマに、本大会のプログラム
を担当してくださる松田裕樹さん。

改めてQ&A方式で、ボアール代表的な手法の1つでもある、フォーラムシアターと
イメージシアターについてお聞きしたところ、わかりやすく教えていただけたので、
この機会に皆さんご紹介いたします。

Q:フォーラムシアターとイメージシアターとは同じものなのでしょうか。
A: 重なる部分もありますが、違います

Q:フォーラムシアターとイメージシアターとの違いなどはありますでしょうか。

A:フォーラムシアターは観客参加型で行われる、問題解決を探るために上演される劇です
1、「問題が起こって解決しないまま終ってしまう劇」を創り、上演する (問題提起)
2、解決しないままのものを見せられて、観客はモヤモヤする
3、もう1度上演する。今度は、「状況を変えるために何とかしたい」と思う観客は、名乗り出て、
  登場人物の1人に成り代わって舞台に上がって、行動を起こす。他の役者達は即興で対応する
   ・・・という流れで行われるものです。

A:一方、イメージシアターは、「写真のように静止した場面」を表現することを基本として、
「問題が起こっている場面」「問題が解決された、『こうなってほしい』場面」「解決のため
にこうすればいい、という場面」などを表現していきます。静止した場面=ポーズを取った人達が
並んでいる、という状況ですが、そこから即興的に感じるままに動いてもらったり、
声(言葉/非言語の声)を出してもらったりすることで場面を「展開」させることで、
その場面で何が起こっているのか掘り下げていくのも特徴です。

誰かの心の中にある複数の感情を、ポーズで表現して並べて場面として表現するような、
セラピーに近い形でイメージシアターを活用する手法もあります上演される場合は少なく、
ワークショップの中で行われる場合がほとんどです。

それぞれ、流れを意識しながら、問題が起こっている現状の分析や、
望ましい状況のイメージの共有や、解決策の探求をしていく、という点は共通しています

今回のワークショップの見どころが、プレイバックシアターに関心のある人達が「コミュニティ」
として共有する「夢」を、主に「身体」で表現してもらうプログラムです。
言葉を極力使わないで「ポーズ」を表現の基本にして、夢の実現の道筋を探ります。」


とても興味深いですね。プレイバックシアターともどこか共通するところがあるような
内容ではないでしょうか。
こちらのプログラムはまだ申込受付をしておりますので、ご興味ある方はいかがでしょうか。

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会場
■ホテルKSP 神奈川川県川崎市高津区坂戸3-2-1
かながわサイエンスパーク(KSP)内
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参加費
■三日間通し(早割6月15日まで)20,000円
■三日間一般      23,000円
■一日参加 10,000円
■公開パフォーマンス観覧 4,000円
■ミニパフォーマンス観覧 2,000円
■ウェルカムパーティー 3,500円
(参加希望の方のみ)
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【お申込み/お問い合わせ】
プレイバックシアター日本大会・2016東京
公式HP http://jptc2016.jimdo.com/ 
E-mailアドレス jptc2016@gmail.com

主催プレイバックシアター∞和音♪
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